豆その3:髪質|人工毛について
以前の人工毛はツヤも多くマネキンがつけているような「いかにも」という感じのものが多かったのですが、現在は人工毛髪の開発が進み昔に比べると大幅に品質が向上しています。見た目は人毛にかなり近くなり、毛の表面のキューティクルなども工夫され自然さも増してきています。
人工毛には複数種類があり、耐熱毛で熱に強く毛質もカールがつきやすい毛、太い毛等など様々な人工毛が流通してます。
また人工毛の優れているところは人毛と比較した場合
1:毛色が変わらないところ
2:耐熱毛の場合カールが持続する
3:シャンプーやスタイリングなどメンテナンスが楽
4:ブラッシングなどで絡まりにくい事(ただし長年使用して傷みが出はじめると非常に絡まりやすくなります)
などが一番のメリットでしょうか。
人毛はシャンプー時、乾かす時などにも気を使うのですが、人工毛はそんな事は気にしなくていいので取り扱いはとても簡単です。デメリットとしては、使う期間が長くなるにつれてピーリングと言う人工毛の弱点でもある毛がゴワゴワして、ちぢれる毛になってくる事と、毛色を変えにくいのがデメリットです。ピーリングがおき始めると自然さが一気になくなり、見た目がとても不自然になります。
ストレートアイロンなどで伸ばして修正はできますが、1度ピーリングがおこるとアイロンで伸ばしてもまたすぐピーリングが起きてしまいますので、その場合は植え替えの修理で対応いたします。